これは、日本の農家をはじめ、漁師や食に係わる方たちが、昔から言っていたことです。
しかしご存知の様に、最近では生活習慣病患者が急増し、健康を謳った大量のサプリメントが市場に登場することになりました。
食について見直され始めて来た事実は喜ばしいことですが、健康を安易に手にしようとする考え方には疑問を持たざるを得ません。
少し前には、ご高齢の方ほど「これは、体に良いから食べなさい」などと、「食事」の大切さを言ってくれたものです。
十年長生き
自然にある食品のチカラをもう一度見直す
「医食同源」の原点に帰り、自然にある食品のチカラをもう一度見直す必要があると考えました。
この様な中で私たちが出会った一つの答えが、「荏胡麻(えごま)」でした。「荏胡麻」は、シソ科の植物で、シソ(青紫蘇)とは仲間。
戦国時代の昔から、東北の方では、食べると十年長生きできると言われ、「じゅうねん」と呼ばれてきました。生産の全盛期は、徳川幕府中期頃までであり、その後「なたね油」の生産や朝鮮などからの輸入拡大により、 近年、国内では自家用としてだけ生産される事が多くなってきました。
私たちは、この「荏胡麻」を広くご家庭に届けるため、栽培への取り組みを決心しました。
こだわりの生産
こだわりは、「無農薬」「有機肥料」「無添加」
まず私たちは、質が高く、美味しくて、安全安心な食品の生産にあたり、 荏胡麻を「無農薬」「有機肥料」で栽培。そして絞ったあぶらは「無添加」でご家庭にお届けする事を目標にしました。
そこで1999年に自ら福島県阿武隈高原で土地を確保し、農園を開墾。翌年より荏胡麻(えごま)の栽培を開始。 そして栽培5年目の2005年になり、ようやく製品化することに成功。
努力が実り、今日皆様に素晴らしい「荏胡麻」をお届けすることができるようになりました。
現在は農園を埼玉県秩父市に移し、よりよい品質の向上を目指しながら、栽培を続けています。